アリスローソーンの書籍です。
「デザインが私たちに必要な理由 WHERE DESIGN MEETS LIFE」というサブタイトルが付いているようです。
未だ全て読み終わってはいないのですが、
全ての保育者に読んで欲しいと思います。
できたら全ての親に。
そして子育て、保育に活かして欲しいです。
デザイン思考でイノベーション!!
ということではなくて、デザインしてんでみたら判る子どもの行動ってたくさんありますよって言うことです。
怒る前に考えること
イライラしないで気づくこと
そんなためのヒントがたくさんかくれています。
書籍紹介
チョムスキー関連のポストとニュースを見て思い出しました。
出版後すぐに読んだのですが。
この本に書かれているのはリアルなドキュメントですがどこか物語のようにも読めます。ぜひ読んで欲しい一冊です。著者の師であるチョムスキー派の言語論を否定しているような内容なのも面白い。言語学者の宣教師が聖書を作ろうと難解なピダハン語を学びに現地へ向かい、そこで暮らしているうち無神論者に・・・???【こうであるはず】が全く通じない文化、社会でどう生きるのか。ハラハラします。
ピダハンの人々の暮らしも併せて知ることができます。
http://www.amazon.co.jp/ピダハン――-「言語本能」を超える文化と世界観-ダニエル・L・エヴェレット/dp/4622076535
書籍紹介
「しんでくれた」 詩・谷川俊太郎 絵・塚本やすし
簡単に言うと、動物を殺して食物にしていることを子どもに知らせている本。「だから菜食主義になりなさい」というのではなく、「感謝しよう」というような内容。
タイトルが少しセンセーショナルなので、人によっては「どきっ」とするから読みたくない人もいるだろうとおもう。動物愛護活動をしている人たちから見たら信じられないような内容だろう。
ただ、実際世界中で「動物にしんでもらって、殺して」食べ物にしているというのは変わらないわけで、それを子どもに知らせて一緒に考える話すきっかけになればとも思う。
人間を食べる者はいないから、死なない。人間は死ぬと家族が悲しむから死ねない(けど、動物は悲しまないからしんでくれてる)と取れるような文章が出てくるので、あれ?と感じた。
巷にあふれる動物の親子の愛情を描いた絵本たちが脳裏をよぎる。
アニミズム的なことも頭をかすめ・・・。
ただ幼い子どもたちが「お肉がどこから来るの?」と疑問を持って、大人が答えに窮したら一緒に読んでみるのは悪くない本だと思いました。
(子どものお皿に勝手に大量に盛りつけておきながら「食べ物を残すな」と強要するツールにするのは罪深いことだと思いますのでお気をつけ下さいませ。「必要な分だけ消費しようね」というメッセージには使えると思いますけどね。)
小学生中学生においては、この本をキッカケに世界の食料供給過程における問題点などについて考えられるかもしれない。
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一度中身を確認してみたら興味深いと思います。
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